メニエル病の原因にもなる「ストレス」ですが、今回はこのストレスについて少し詳しくご紹介しましょう。
もともと「ストレス」とは、工学、物理学用語で物体に力が加わった時に生じる「ひずみ」のことを意味します。実はストレスには、「良いストレス」と「悪いストレス」があり、そのバランスを取りながら生活しています。「ストレス」というと悪いイメージがありますが、程度と場合によるということになります。
まず「良いストレス」とは、試験やスポーツの試合などで感じるもので、適度な緊張感と集中力により普段以上の力を発揮する原動力となります。
逆に「悪いストレス」は、精神的重圧が長く続く場合などに感じるもので、やる気を失い、空虚感を感じ、自分が嫌いになり心苦しくなります。過度なストレスを長く溜め続けると神経が参るだけでなく、身体にも症状となって現れてくるのです。
現代社会には、日常生活の中にも様々な「ストレス」が存在しています。職場や学校、家庭内など、ストレスを引き起こす原因は多種多様で、ストレスの感じ方も人によって様々です。
ストレスの原因となるものを「ストレッサー」と呼びますが、大きく4種類に分けられます。
◆騒音や有害物質、温度や湿度による刺激の「物理的ストレッサー」
◆酸素の欠乏、薬害や毒物、栄養不足、大気汚染などの「化学的ストレッサー」
◆病原菌などによる病気による「生物的ストレッサー」
◆人間関係のトラブル、欲求不満、精神的な苦痛、不安や緊張、失望や挫折感などの「精神的ストレッサー」
